こだわり

コスモファームのこだわり

こだわり

弊社の大きな特徴は、福岡と北海道の産地リレーによる通年栽培です。 (カラフルトマトは福岡にて通年栽培)
年間を通して食べていただける野菜だからこそ、こだわりをもった栽培へと 常に工夫し、美味しい野菜へと日々努力しています。

おいしい野菜へ

「おいしさ」の感じ方は人それぞれに違いますが、基本となる味を構成する成分はすでに様々な形で明らかにされています。
『硝酸態窒素濃度(硝酸イオン濃度)』は「苦味」や「えぐ味」を左右するひとつとして数値化できます。

弊社と他社の市販品を比較しました

1袋の内容をすべてすりつぶして搾汁液の色を調べました。
写真のように弊社の色が優れ、鮮やかな緑色でした。

硝酸イオン濃度

この搾汁液中の硝酸イオン濃度を分析すると、弊社の方が2倍近く少ない結果となりました。

<参考> 野菜に含まれる硝酸イオン量の上限値(EU基準)
ほうれんそう ・・・ 3,500ppm
サニーレタス ・・・ 2,000ppm

野菜の成長と硝酸イオンのはなし

野菜は、土壌や肥料・日光・空気中から必要な要素を取り込み栄養にして成長します。野菜の栽培には肥料が欠かせず、窒素・リン酸・カリの「肥料の三要素」と呼ばれる中の「窒素」は硝酸(NO3)の形で摂り入れられます。

主に葉物野菜においては硝酸イオンの占める割合が多く、葉をはじめとした野菜の「体」をつくっていく過程で使われるのですが、過度に吸収しても使い切れず残るどころか、養分を吸収する大事な根っこを傷める原因となり、病原体が入ってしまい病気になることもあります。

また、肥料をあげすぎた結果、「苦味」や「えぐ味」が残ってしまう・・・カタチは出来ても味が伴わない野菜を避ける為、弊社では栽培毎にほぼ毎日土壌に必要な肥料分を計算して施用し、植物の生育を助ける有用微生物を活用し、常に健全で美味しい野菜を目指して育てています。

栽培・出荷管理の概要

チーム制による管理体制

土壌調査からはじまる畑づくりと種まき、栽培中の生育状況や防除履歴、収穫適期や収穫内容などの情報は各チームで連携・共有し、異状の早期発見と即時対応にチーム一丸となって取り組んでいます。

播種チーム
管理チーム
収穫チーム
調製チーム

栽培管理・・・野菜自身の健全な生育へと…

私達の健康と同じように、野菜も健全な生育をすることが一番大切です。植物の生育を助ける微生物(光合成細菌・共生菌等)や有機肥料を使って生育環境を整え、抵抗性や免疫力が高い健全な生育をさせています。植物自身の持つ本来の力で元気に育つため、余分な肥料や農薬を抑えています。

特別栽培・・・「ふくおかエコ農産物」

福岡県栽培慣行より化学肥料と農薬使用量の50%以下を基準とした特別栽培を実施し、「ふくおかエコ農産物承認制度」の認定を得ています。また、夏場での弊社北海道農場においても、同様の施肥・防除基準にて栽培しています。

品質保持

独自設計のベビーリーフ選別機は、細かい振動で異物をふるい落とし、コンベアで異状な葉を目視にて取り除きます。ブレンドは「葉」を傷つけない構造のミキサーを使用、包装過程では自動軽量包装機を導入しており、一連の出荷作業工程においてはなるべく人の手に触れず、野菜の劣化を防いでいます。また、最終ラインでは、金属探知機とウェイトチェッカーにて検査しています。

鮮度保持

収穫直後は光を遮る野菜用保管袋に入れて運搬し、原料冷蔵庫で冷やします。冷房完備の作業場で、選別・ブレンド・包装・箱詰め後は速やかに製品冷蔵庫にて予冷し、保冷車にて輸送するコールドチェーンを実現しています。また、包装は鮮度保持フィルム「P-プラス」を採用しています。

栽培管理について

弊社は福岡県南部を流れる水量豊かな筑後川のほとりに位置する久留米市と北海道千歳市の農場で、大地と太陽の恵みを浴びた土壌にて野菜づくりをしています。種まきから収穫そして袋詰めまでのすべてを自社で行っています。自分の家族が毎日食べても安全で安心な野菜づくりを心掛けています。

畑づくり

■ビニールハウス点検

■土壌診断

■施肥・耕うん作業

土壌診断→施肥設計→施肥→耕うん

栽培の基本となる「畑づくり」では、防虫ネットや用水などに不備がないことを確認して、栽培ごとに土壌を採取し診断します。その畑に必要な分の肥料を計算し有機肥料等を適正量で使用します。また、土壌を柔らかくする為にヤシガラを使用しています。

種播き

■種まき

■発芽・生育

管理

■有用微生物などの散布

有用微生物を活用し、野菜本来の力で育つように栽培しています。美味しい野菜は「虫」も大好きなため、常に見廻りを行い、品種や時期に応じた早めの散布などにより減農薬に努めています。

収穫

■収穫前点検

■収穫作業